影が暗い? ならば光を返せばいい!
LEDライトでメッサーを照らした。
明るくなった。
しかし、反対側が暗い。
「もう一つライトを買えというのか!」
待て。
その前に白いボードがあるではないか。
100均で購入した、ただの白い板。
この板で光を跳ね返せば、暗い部分を照らせるのではないか。
高価なレフ板を買わなければ撮影できないなど、誰が決めた!
ということで、レフ板なし、白レフ板、黒ボードの3条件を比較する。
今回の配置

LEDライトは斜め45度から照射。
スマホはISO100、シャッタースピード1/30秒、WB蛍光灯で固定した。
レフ板として使ったのは350×300mmのカラーボード。
光源の反対側に配置し、陰影の変化を確認する。
何も置かない。それも一つの選択だ!

まずはレフ板なし。
ライトが当たる側と影になる側に差がある。
だが、これが悪いとは限らない。
明暗があることで立体感も生まれる。
「影を消すことだけが正義だと思うな!」
そういうことだ。
白レフ板よ、光を届けろ!

白いボードを追加。
光が反射して、暗い部分の見え方に変化が出る。
しかし、期待したほど劇的な差ではなかった。
「白い板を置いたのに、なぜ全体がまぶしくならない!」
当たり前だ。
レフ板はライトではない。
光を新しく生むのではなく、届いた光の一部を返しているのだ。
その効果は、距離や角度によって変わる。
黒ボード。君は光を返さないのか!

今度は黒いボードを置く。
白いボードとは逆に、周囲からの反射を減らす方向に働く。
影を補うのではなく、陰影を引き締めるための道具だ。
「白と黒、同じ板でありながら役割が正反対だと!」
そのとおり。
ただし、今回の写真だけで黒ボードの効果を数値として断定することはできない。
撮影環境やボードの位置によって結果は変わる。



黒背景でも試してみる!


背景を黒にしても同じ実験をした。
暗い装甲の見え方に違いが出ている。
ただし、白レフ板を置けば必ず改善するということではない。
明るくしたい部分と、影として残したい部分がある。
すべてを明るくしてしまえば、立体感まで失うことがあるのだ。
光沢シナンジュ、白レフ板をどう受け止める!


シナンジュでも比較してみた。
ここで問題になるのが光沢だ。
白い板は光を返す。
そして光沢面には、その返された光が映り込む場合もある。
暗部を補いたいのに、装甲の反射が増えることもある。
「光を返すことが、すべての機体にとって幸せだとは限らない!」
光沢塗装では特にそうだ。

結論:白か黒か。使わない自由だってある!
今回の結果をまとめる。
| 条件 | 主な役割 |
|---|---|
| なし | 光源による自然な陰影 |
| 白レフ板 | 暗部への補助光 |
| 黒ボード | 不要な反射を減らす |
レフ板は万能ではない。
しかし、白と黒のボードで光の回り方を調整できることは分かった。
高価な専用品がなくても、まずは100均の材料で試せる。
「道具を買いそろえなければ始められない?」
そんなことはない。
道具の役割を理解してから買えばいい。
……とはいえ、ボードを置くためのスタンドは少し欲しい。
手がもう一本あれば済むのだが、人間の身体はそう都合よくできていない。



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